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修理

剣道防具のクリーニング、藍染め加工、修理の専門店 武洗(ぶせん)

今回は、アドインのお客様のお仕事紹介。

学校の授業で剣道を経験したという方は多いだろうが、その時に使った防具を思い出してほしい。

特に面と小手の、あの強烈な悪臭を…

というわけで、記念すべき第1回目はこだわりのビジネス 武洗(ぶせん) を紹介したいと思う。
武洗は、くたびれた剣道防具をものの見事にリペアしてもらえるという有り難いサービスを提供している。

武洗を運営するのは有限会社吉野屋クリーニング店。

お得意様に「ここじゃなきゃだめ」と言わせる、FCクリーニング店とは一線を画した優良店である。

そう、洗濯のプロフェッショナルなのだ。

こちらの社長の吉川氏がご想像通り剣道をしており、自身が高価な防具を買い替えずになんとかできないだろうかと試行錯誤、研究を繰り返し、ビジネスにまで発展させた。

もともとこだわり屋の吉川氏、自分自身の防具は勿論のこと、同門の友人知人の防具をかき集めてテストを繰り返し、完成度の高い工程を作り上げた。

「防具のリペアに関してはうちが日本一だ。」

と話す吉川氏の表情からは、ゆるぎない自信が感じ取れた。

数がこなせないのと利益が少ないのが今後の課題とのことだが、実はさらに需要が見込まれるサービスを近々始めるとのことで、今後も目が離せない。

自分で補修や藍染めができる補修キットの販売もしており、今後吉川氏が運営するブログで補修のノウハウを公開していくとのこと。

興味のある方はぜひ見ていただきたい。

もちろんADD-inがWebサイト制作を行っている。

FMV DESKPOWER L21Dの電源修理

FMV DESKPOWER L21D

電源の故障で立ち上がらなくなったこいつが、うちには3台ある。

3台とも電源?
ということで検索してみたら案の定、かなり電源トラブルが多い機種のようだ。

こいつの電源BOXは、AcBel製のAPI2PC10というタイプ

AcBel API2PC10

御覧のように特殊な形をしている上に、本体が液晶ディスプレイ一体型であるため、液晶用電源コネクタも付いているため、通常規格のATX電源では替えが利かない。
かといって同じものを入手する方法もない。
このような融通の利かなさから、個人的に一体型の製品は嫌いだ。

しかもメーカ修理に出そうものなら、べらぼうな修理代を要求されることは間違いない。
富士通はパーツの販売も徹底して行わない。
一度ノートPC用のキーボードのパーツ提供をめぐってサポートともめたことがあるが、頑として譲らなかった。
このような融通の利かなさから、個人的に富士通は好きではない。

だからと言って廃棄してしまうのはあまりにもったいないということで、電源の修理に挑戦することにした。

以下修理手順(マネをする場合は自己責任でお願いします。事故が起こっても責任は負いません。下手すると火を噴くよ。)

一体型というやつは、たかが電源を取り外すだけだというのに、やたらといろんな所を外す羽目になるのだが、ここは割愛し、電源を取り外したところから・・・

早速蓋を開けてみる。

L21D電源1

赤丸を付けているところの3つの電解コンデンサをご覧いただきたい。
正常なコンデンサに比べて、てっぺんの部分が膨らんでいる。

L21D電源2

実はコレ、3台とも同じ症状なのだ。

粗悪品のロットを使ってしまったのか、もしくはここに負荷がかかってしまうような設計ミスなのか・・・
どちらにしてもリコールされてもくらいに思う。

分解したところがこれ

L21D電源3

半田ごてを使って問題の電解コンデンサを取り外す。

L21D電解コンデンサ

L21D電源4

基盤には、C46 C49 C52と書いてある。

C46 : 470μF 25V
C49 : 1000μF 16V
C52 : 1000μF 10V

(2009/01/23追記)
C18 :1000μF 6.3V にもダメージがあったとの報告あり

(2009/01/28追記)
C51 : 2200μF 10V にダメージで再発

対応する部品を購入し取り付ける。
電解コンデンサには+-の向きがあるので間違わないように(基盤の穴の+側には+と書いてある。そして足の長いほうが+)

取り付けが終わったのでバラバラのままテストをすることに(これは危険を伴うのでおススメしない)

L21D電源5

電源テスト

ATX電源は14番ピンとCOMをショートさせれば通電させることができるので、この状態でテスト

おっ、FANが回っている。治ったか?
出力側にテスターを当ててみると、5V系も12V系も正常に出力されている。

成功だ!

興奮を抑えつつ、元通り組み直し(これが結構大変。基盤がなかなかボディに入らない)パソコン本体に組み込んで、スイッチオン。

「ぶーーーーん。かちかち」

画面に表示されるFujitsuロゴを確認し、思わずガッツポーズ。

社員全員に自慢して回ったことは言うまでもない。

さて、今回の修理では、測定機器などは一切使用していない。あくまでも目視によってコンデンサの変形を見極めての作業であるため、確実とは到底言えないし、また同じトラブルが起こる可能性も十分にある。
従って、お客様向けのサービスとしてこのような修理ができるわけではないことをご承知いただきたい。

ADD-inにとっての今回の収穫は、3台の貸し出し用マシンができたということくらいだろうか・・・

以上、最後まで読んでくださった方、ありがとう。

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